「恩寵」とインナーチャイルド
インナーチャイルドは、絶望するほどの傷を負っていることがあります。
あまりのショックに、凍り付いたまま、身動きすらできずにいることも少なくありません。
世の中には、不条理な出来事や理不尽な出来事が多々ありますが・・・、
そのような出来事は何故生じたのか?
その時神はいったい何をしていたのか?
どこかに離れたところにいたのか?
このような疑念を感じたり、不信感を抱いたりするようになる訳ですが、
「恩寵」には、このような疑いや不信を深い信頼へと変容させる力があるのです。
「完璧に見えないというのは、思い出すべき偉大な何かがあるという確かなしるしだ」
これは「神との友情」(上)でニール・ドナルド・ウォルシュさんが記した言葉ですが、疑いは捨てて、神への信頼を選択するように言われている気持ちになります。
そして、神との信頼関係が築かれると、コリント人への手紙(第2 12:9-10)に記された、聖書の言葉の真意が明らかになるのです。
わたし(神)の恵みはあなたに対して十分である。
なぜなら、わたしの力は弱いところに完全に現れるから。