「恩寵」について知る。
恩寵について知ると、神と呼ばれている存在が、とても親密に人に関わってくれていることがわかります。
恩寵について、言葉で説明するのは難しい面があるのですが、キャロラインメイスさんの本では、「まさに、この体験!」という感じで記されていたので、ここでは引用する形で説明しておきます。
「思いやりのチャクラ」には、こう記されています。
ひとつの定義によって、恩寵の本質をあますことなく、とらえるのは難しいことではあるが、実際に経験してみれば、それをとらえそこなうことはない。
恩寵は神の恵みを表す名詞であり、名誉を与えるという動詞でもあり、ひとつの状態であり、行為でもあり、ふたつの存在のあいだに流れるエネルギーでもある。恩寵とはただで与えられるもの、つまり贈り物なのた。
神学では、恩寵とは分に過ぎた神からの支援のことであり、人が自分の魂と人生を蘇らせる事ができるように与えられる救いの手、つまり神からもたらされる美徳のことだ。
恩寵には霊的な特質がある。それは人間の力を超えた力、つまり神の意図が吹き込まれたエネルギーなのだ。
恩寵はたいてい求めてもいない時に、何の予告もなく、突然やってくるものだが、やってくれば、日常の意識とは異なる、輝くような感覚で人を満たす。そして洞察力と、決意と行動する強さを与えることで、人を生き返らせてくれる。