インナーチャイルドとは？
このサイトのトップページの画像のひとつに、「本当の自分に還る」という言葉が記されています。
人が本当の自分に還ろうとする時に、現れる心の扉がインナーチャイルドの世界に通じる扉です。
インナーチャイルドは、「内なる子ども」とか、略して「インチャ」とか言われていますが、「心の中に存在している子ども」または「子ども時代の潜在意識」と捉えてもいいでしょう。
「子ども」と言っても、胎児の時期～いわゆる大人になる前までの時期も含まれるとも言われているので、かなり長い期間を指しています。
そしてこのインナーチャイルドは複数いますし、種類も何種類かに分かれて存在しているのですが、その中の一つが「傷ついた子ども」であり、傷ついたインナーチャイルドという事になります。
ただ日本では一般的にインナーチャイルドというと、この傷ついたインナーチャイルドのことを指して使われている場合が多いです。
このあなたの心の中にいる「傷ついた子ども」は、あなたが築く人間関係、そして世界観にとても大きく影響しています。
しかし子ども時代の傷ついた体験というのはショックが大きく、潜在意識に封じ込められているので、その影響の仕方や度合いがわからないことが多いのですが、端的に言えば、人生を生きづらくさせていたり、人間関係でトラブルが生じたりすることになるのです。
傷付いたインナーチャイルドは、あなたの心が傷ついた過去の体験が元になって生じているのですが、傷ついてしまう体験は子ども時代に何度も起こるので、通常は一人ではなく、何人もいます。
例えば胎児の時、1歳の時、4歳の時、7歳の時、12歳の時、というふうに、インナーチャイルドの数は人それぞれで違いますが、複数いることを知っておいてください。
そして、このあなたの心の中にいる傷ついたインナーチャイルドを癒すことで、あなたが信じ込んでいた思い込みから抜け出せたり、囚われていた価値観、世界観が変容したりするので、本来のあなた、本当の自分を取り戻すことができるという訳なのです。
このあと、インナーチャイルドの種類について、もう少し詳しくみていきますが、このサイトを読み進めるうちに、あなたは本当の自分に還るため、つまり幸せになるために、インナーチャイルドの世界の扉を開きたい、と思うようになるでしょう。